就農して5年の方々が集う新年会にお邪魔させて頂き色々とお話を聞かせて頂きました。
午後7時開始予定が午後6時半に入店されていたそうで、二次会が終わった時刻が午前2時半!
8時間ぶっ通しのトーク\(^o^)/
ピークファームの坂下さんご夫妻が主催で、禎瑞の加藤さんと株式会社 維里の首藤さん、進藤さん。
もちろん(?)自主的にオフレコの話もいっぱいありましたし、酒も飲んでないのに記憶が飛んでる部分もかなりありますが、忘れないようにメモっておこうと思います。
まず、皆さんめちゃくちゃ色んなことを考えながら農業に取り組んでいるということが痛いほどよく分かりました。
8時間ほとんど農業とそれにまつわる人間関係の話です。
これってすごくないですか?
安形さんがAgriholicという商号を持たれていますが、本当に中毒性があると思わずにはいられません。
もちろん就農の同期なので農業の話をするのは当然なのですが、他の業種でその業界の同期が集まってもここまでの熱量でその業界にまつわることについて話をするでしょうか。
農業に関する情報交換や商売のアイデア、失敗談や人間関係のこと。2時半なのでボチボチお開きという感じでしたが、時間さえあればまだまだという感じでした。
就農して5年で色々なことを決めていく段階にあるといこと。
加藤さんや首藤さんのように親から農業を引き継いでいる場合でも、坂下さんご夫妻のように徒手空拳で農業を初めた場合でも、5年という期間で得た経験からそれぞれが自分なりの戦い方を決めるフェーズにあるような印象でした。
僕にも意見を聞かれたので答えるために情報を整理しようと思って質問をしたのですが、その話がどんどん膨らんでいって結局話題が別のものに流れてしまうということが何度もあったので、十分なバリューを発揮できなかったかもしれません。汗
経験や勘が必要な場面もあれば、それが足かせになる場合もあるということ。
ご両親から受け継いで一緒にやられている加藤さんの場合、数値で図ってもお父様の勘の方が正しい場面も結構あると同時に、最近の気候変動ではその勘が足かせになって間違ってしまうこともあるとのことで、いかに農業が奥が深く難しいかが垣間見えました。
生産も不安定、市場も不安定というカオスの中で色々なことを考えて実践して上手く行ったり行かなかったり。
そりゃあ中毒にもなりますよね。
農業の生産人口が本格的に減少する次の5年で彼らの占める役割の大きさは一段と増すことは確実と感じました。