農家さん訪問(生活研究協議会)

結構久しぶりの投稿になってしまいました。

ある程度アイデアが固まってきたので、開発の方針を検討したりエンジニアとの打ち合わせをあくせくとやっております。

西条市の生活研究協議会の丹原支部で「土のめぐみ」という青果や加工品の小包発送を行っているという情報を安形さんが教えて頂き、お知り合いだという市役所産業振興課の佐伯課長経由でご連絡して頂きアポを取ったのですが、SMSで送ってしまったことでお返事が出来なかったようでまた市役所のご担当者の村上さん経由で予定が打診され私が電話をかけてアポが完了しました。(すみませんでした。)

晴れの日は日中忙しいので、雨の日の昼か晴れの日の夜とのことで、外出以外でアポ決めの要素に天気が入ったのは小学生以来ではないかと思っています。

お話を聞かせて頂いたのは丹原支部の代表の松木さんという女性で、柿をメインで作っており、柿のようかんや柿の葉茶、干し柿などの加工品も作っており、当日はそのようかんの加工室でお話を聞かせて頂きました。

柿のようかんを試食させて頂き、今年は気候変動で北海道でアズキが取れなかったらしく、調達先が変わってしまい、味の調整が大変だったとのことですが、さっぱりとしていておいしかったです。

柿の葉茶も某大手食品会社に卸しているようですが、有効成分の多い時期ではなく、もう成分がなくなってしまった時期のもので良いから安く大量に仕入れたいという業者もいるようで、食品業界の闇を覗いたように思います。

こちらで取れる柿の葉茶は自分でも飲んでいて血圧が下がってやめると上がるらしいので、本当に効果があると自信を持って言えるそうです。言っちゃうと薬機法に抵触しそうですが(笑)

ブランド力や販路が無いため、良いものが流通しないというお話も聞かせて頂き、社会全体の課題として受け止めようと思います。

色々な加工をしており、そちらのほうがしっかりやれば儲かるのかもしれないけど、私達は農家だから農地を放っておくわけにはいかないという話も聞かせて頂き、農家の方が農業に専念してしっかりと儲かる仕組みを作るというのは大切なことだなと思いました。ちなみに、最初は農業したい人だと思われていたようで、農業するなら柿農家やってほしいけど、儲からないからほとんどお金は払えないというお話をされました。

また、出荷時に早く熟れすぎているため流通に乗せられないけど、食べたら美味しいものとかも近所の人に配ったり自腹で知り合いに送ったりしているようですが、出来れば売れるようにしたいとのことでした。

お孫さんが病気で病院に連れて行かないといけないとのことで、十分に事業の説明をする時間はありませんでしたが、サービスのデモが出来たら見せに来てほしいし協力したいと言って頂き柿の葉茶と柿ようかんのお土産も頂きました。

色々な農家さんに使っていただけるような仕組みを考えるという点でとても貴重な訪問となりました。

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