千町棚田実証実験by京都大学

千町棚田に来てフィール調査を行っているフランス人のレオに招かれて、千町の棚田での京都大学の調査を見学してきました。(途中参加で途中退席したので全貌はわかっていませんが)

冬なのに田んぼに水を張っておくことで、色々な虫が発生して、珍しい鳥がやってくるのではという仮設を検証するようです。

スーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されている西条高校の学生も授業を公欠して2名参加していました。(もう受験が終わっている学生だそうです。羨ましいぞ君たち!)

土を掘り返して地層を観察して、試薬を使ってマンガンや鉄の状態からどのようにして水が流れているかがわかるそうです。

試薬が古いかもしれない(←笑)というアクシデントもありましたが、地中から湧き出すのではなく、地表から水が流れてきていることが分かったようです。

棚田の端が年々沈下しているため、棚田の根本側の 粘土層が端に向かって流れており、 根元側ではかなり粘土層が薄くなっているそうです。(仕方ないよね)

小動物や鳥が田んぼに来るたびに自動で撮影出来る 定点カメラを設置して、 西条高校の学生が虫や小動物のデータを定期的に集めに来るそうです。

地元の高校生と上手く協働する形ですごく上手な仕組みづくりだなと感じました。

門外漢なのでどういう形のアウトプットになるのか分かりませんが、珍しい昆虫や鳥が集まってくると良いなと思いました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です