農家さん訪問(三浦家族さん)

まんがら農園さんからご紹介いただき、兄弟とそれぞれのご夫婦とそのお子様二人の計6名のご家族で就農して2年の三浦さんを農作業のお手伝いがてらお邪魔させて頂きました。

農作業はネギの仕分けと箱詰めでした。

まんがら農園の野満さんご夫妻のお話では、若くてとてもかわいらしいご家族ですよーという感じだったのですが、とんでもなくすごい人達でした。

お兄さんはずっとサッカーをしていて10月に引退してから2ヶ月でセンター試験を受けて、そのまま愛大に合格したそうです。

大学では文学部でシェークスピアの研究をしていたけど、それとは別に勉強会を開いて古今東西の様々な研究をする中で幕末の志士など傑出した人物の生まれる土壌となった日本古来の生活というものを取り戻すことが不可欠という結論に至って、兄弟とその夫婦の二世帯の共同生活を軸にした農業を初めたということです。

安倍首相は非常に優秀な人ですがそれでも売国的な政策になってしまうのは、もはやどうしようもない現実がそこにはあるはずで、国家や社会からの依存度を減らして家族を中心とした共同体を結成して、農業、武道、学問を基礎とした生活を送っていくことで、共同体の構成員を増やしていくとのことで、まずは自分たちの孫の代で50人くらいの共同体を目指し、その流れの中から英傑を生み出していきたいとのことです。

リアルにスゴいです。そして、単なる空論や理想論を弄んでいるのではなくすでにやり始めていることがスゴすぎます。西条に来た中で衝撃度確実にNo.1です。

生活や作業の様子を見たり話を聞いてみると、話に無理や無駄がなく、周囲への気遣いや思いやり、深い教養や幅広い考え方のバランスが感じられました。

影響を与えた本を伺ったとき、 お兄さんは吉田松陰と靖献遺言、奥さんはカントとニーチェとのこと。リアルに次元が違います。

子供たちの教育を中心として、農業と学問・武芸中心の生活で社会の変動に依存しないコミュニティの構成と英傑の輩出。大変感銘を受け、自分なりにも色々と考えてみる種になりそうです。

スタートラインに立つまでに150年ほどかかるとのことで、私を初めこれを読んでいる皆様は草葉の影から目撃することになるかとは思いますが、彼らの取り組みがどのように発展していくのかできるだけウォッチしていきたいと思います。

弟さんの奥さんに作って頂いたお昼ごはんも頂きましたが、日本食を中心に色々な料理を出して頂き本当においしかったです!

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