NCL白水さんとのお話

NCLの本体の方と一度も会わずに採用になっていたのですが、西条での面談のためお越しだったため、お話を聞かせて頂きました。

私自身の事業について説明して色々とアドバイスを頂きましたが、結局やってみないと分からないので頑張ってみたいな感じでした(笑)

西条市にある市が建てた食の創造館という施設についての話が出て、運営は赤字らしいんですが、商品の試作や非営利の活動でしか利用出来ないとのことで、例えば営利の製造の拠点には出来ないらしいです。

商品のアイデアはあっても調理設備を持てないから商品化出来ないような人が結構いるらしくもう少し柔軟にシェアキッチンのような形で使えると面白そうだなというお話も。今の所稼働率が低くて運営も赤字ならそういうことをやっても市民から文句は出ないと思いますがどうなんでしょう、という感じです。

NCL本体の動きを共有して頂き、能力のある人にとっては地方で事業をすることが成長と活躍の機会が大きいというお話でした。

その後もわりとダラダラとお話を続けている中で、ポスト資本主義的な話からマルクスの資本論や 生産手段の公有化みたいなことが出て、先日の愚禿山農園の山之内さんのお話でも農地の公有化が必要みたいなことがあったので興味深かったです。

確かに資本主義において格差が広がっていくというのは自然の成り行きで、その結果として共産主義的な傾向が出てくるのも自然な流れだと思います。

その中で、NCLの鈴木Zen師の指摘した、共産主義が失敗した原因の人間の弱さをAIやIOTなどの新しいテクノロジーで補完できる可能性があるというのは面白い視点だなと思いました。

帰宅してからもう一度資本論を読んでみようかなと思ってAmazonを見ていると、自分が学生の頃読んだのは「共産党宣言」で資本論はまだ読んでないことに気づいたのは内緒の話です(笑)

読みたい気持ちはあるのですが、キャパ的に難しいのでYoutubeで池上彰の番組とネットのまとめ記事である程度の要点をフォローしておいたつもりです。汗

そして、そのときにピケティの資本収益率が経済成長より常に高いという主張(r>g)が紹介されており、ピケティは世界各国で足並みを揃えて資本に課税して社会に分配すべきという主張をしており、なるほどなと思いました。

また、経済活動の主体である起業家としては、なるべく資本を使わずに需要を開拓し雇用を生み出すことがポスト資本主義という考えの上では非常に重要なのだという気づきも得ることが出来ました。

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