農家さん訪問(愚禿山農園さん)

NCLのフードディレクターの長尾さんと愚禿山農園にお邪魔して山之内さんのお話を聞かせて頂きました。

テレビでゴールデンキウイの放送を見て今治から来られたマダムお二人と農園でお話を聞かせて頂きながら、キウイとイチジクを食べさせて頂きました。

農園に着くまで長尾さんと話してて、イチジクのシーズンは終わりかけですが、この時期のイチジクは味が乗ってて美味しいという話を聞いていましたが、長尾さんったらお上手ねー、って感じで聞いてました。

山之内さんが持ってきて下さったイチジクを口に持っていきながらも、

所詮イチジク、そんな美味いわけ、、、

パクっ

うんまぁぁあああ

何これ。濃厚でジャムのような甘さです。衝撃でした。

キウイも食べさせて頂き、甘くてジューシーでとても美味しくて、お持ち帰りでイチジクと一緒に買って帰りました。

山之内さんのお話もとても面白く、無農薬で育てる面白さと大変さをお聞かせ頂きました。

病虫害などもちゃんと自然のバランスを重視していれば、全滅することはないとのことで、実際にそうやって生産されている農家さんの言葉は説得力が違います。

また、消費者は見た目のみで商品を買っておりそのプロセスや中身を見ていないということも自分としてもしっかりと考えながら事業を作って行く必要がある課題だと思いました。

日本で生まれた種無しぶどうなどは、種がないため消費者に好まれていますが、ホルモンを投与することで種が出来ないようにしており問題が深刻化しているとのこと。食肉用の畜産業界でも成長促進のためホルモン剤が多用されており、これらが男性の女性化に繋がっており、草食系男子や絶食系男子を生んでいるとのこと。

また、農薬の多用による水源の汚染や土地の私有制度の弊害、腸内環境の精神や肉体への影響など山之内さんの知識の広さや深さに大変感銘を受けました。

やはり何処に行っても課題に挙がるのは後継者の問題。きちんと収入が保証できて体一つで始められる仕組みを作らないとな、と個人的には思っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です